第2章 魂はどこから来て、どこへ行くのか?

〜著名な霊能者たちが語る「魂の地図」〜

こんにちは。

今回は、これまで触れてきた「肉体と魂の関係」や「死後の世界」について、

別の角度から考えてみたいと思います。

私たちと同じ時代を生きながら、圧倒的な見識と能力を持つ方々が、

魂について非常に興味深いヒントを残してくれています。

1. 魂の正体は「エネルギーの素子」

まず、美輪明宏さんは著作の中で、

人間の体を 「魂という素子を包み込んでいる原子の集団」 と表現しています(※1)。

肉体が生命の源である魂を覆っている、あるいは両者が重なっているという考え方です。

また、江原啓之さんは、私たちの魂を

「コップ一杯の水の中の一滴」 に例えています。

元々は一つの大きな存在から分かれた一部であり、

それが個別の「魂」としてこの世に現れている――

そう考えると、私たちは誰もが深い部分でつながっているのかもしれません。

2. なぜ「善い行い」が大切なのか

「青森の神様」として知られる木村藤子さんは、輪廻転生の重要性を説いています(※2)。

もし人生が一度きりなら、

その場しのぎのわがままな生き方も許されるかもしれません。

しかし、魂が何度も生まれ変わるのだとしたら、

自分の行いはすべて自分に還ってくることになります。

江原さんも、人間は誰もが

「魂の浄化と成長」を目指す霊的な存在

であると語っています(※3)。

ここで大切なのは、ホーキンズ博士(『パワーか、フォースか』)が指摘するように、

「魂のレベル」を上下のランクとして捉えないことです。

あくまで

「長い一本の道(成長のプロセス)」のどこを歩いているかの違い

であり、先に進んでいるからといって他人を見下して良い理由にはなりません。

3. 魂が辿る「死後のルート」

江原さんの教えによれば、魂は以下のようなプロセスを辿ると言います。

• 幽限界:現世と霊界の中間地点

• 幽界:いわゆる天国や地獄。心のありよう(霊格)によって居心地が変わる場所

• 霊界:さらなる高み。ここで学びを振り返り、多くの魂は再び現世へ再生(リバース)する

• 神界:何度も転生を繰り返した先にある、最終的な到達点

幽現界

幽界

霊界

神界

4. 「ありがとう」が魂の行先を決める?

私が個人的に注目しているエスパー・小林さんは、率直で軽快な語り口が魅力的な方です。

彼によれば、

死後の魂の居場所を決めるのは、生前に人からもらった「ありがとう」の量

なのだそうです(※4)。

興味深いのは、

たとえ悪事を働いた魂が無理やり明るい場所(天国のようなコミュニティ)に入り込んだとしても、

結局 「居心地の悪さ」 を感じて自ら出ていってしまうという点です。

自分の魂にふさわしい場所を、自分自身が一番よく知っている――

これは映画『コンスタンティン』(※5)の世界観にも通じる、非常にリアルな描写だと感じます。

また、妖怪の存在や

「四十九日間はこの世に気配が残る」

といった話(※6)も、

実際に故人の匂いや足音を感じた経験がある方にとっては、

納得感のある内容ではないでしょうか。

◇ 終わりに:自分を磨くということ

こうして先人たちの言葉を並べてみると、

結局のところ、死後の準備とは

「今をどう生きるか」 に集約される気がします。

「魂のレベル」を意識しすぎて疲弊する必要はありませんが、

少しでも 「ありがとう」と言われる生き方 を積み重ねていきたいものですね。

【参考文献】

※1 美輪明宏『霊ナァンテコワクナイヨ』PARCO出版
※2 木村藤子『幸せの風が吹いてくる』主婦と生活社
※3 江原啓之『スピリチュアルな人生に目覚めるために』新潮文庫
※4 エスパー・小林『エスパー・小林のそうだったのか!「あの世」の真実』三笠書房
※5 映画『コンスタンティン』(2005年/監督:フランシス・ローレンス)
※6 エスパー・小林『エスパー・小林の「霊」についての100の質問』三笠書房

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